|
|
TIG溶接とは? |
TIG溶接とは? |
TIG溶接とは、タングステン電極を使って母材との間にアークを発生させ、その熱で母材及び溶接棒を溶かして接合する 溶接法です。
手溶接と違ってバチバチ火花は飛び散りません。
■TIG溶接の特徴
ティグ溶接は、タングステン電極を使用するため、極めて 安定したアークを得ることができ、薄板から厚板まで 幅広く溶接ができます。
また、シールドに不活性ガス(アルゴンなど)を使うので、 滑らかで光沢のあるビードも特徴のひとつです。
耐食性や靭性にも優れ、溶接欠陥も発生が少なく 各種溶接法の中で最も高品質な溶接結果が得られます。
|
|
ステンレス溶接の作業風景 |
こちらでは、溶接の作業風景を紹介したいと思います。
|
|
|
まず、仮付けをします。
ものによっては細かく付けないと溶接中に外れてしまったり、歪で隙間があいてしまう場合があります。 |
|
寸法をチェック。
歪を予測して、角度を開き気味にしたりする場合もあります。 |
|
|
|
溶接をします。
ステンレスの場合、鉄の溶接に比べて歪が大きいので拘束冶具を使ったり、溶接後に修正します。
|
溶接に使う道具達 |
こちらでは、溶接に使う道具を紹介します。 |
|
|
溶接の時にかぶる面です。
これがないと顔や目が有害な紫外線・赤外線に さらされてしまいます。
結構、使い込まれて良い味が出てきました。 |
|
溶接のトーチです。
先端の針のようなものが電極(タングステン)です。
話はそれますが、タングステンとは「重い石」という 意味で非常に硬く重い希少金属です。
金と比重が近い19.3 ステンレスが7.93ですから かなり重いです。 |
|
|
|
色々な材質・径の溶接棒です。 |
|
ポジショナーです。
陶芸で使う「ろくろ」のようなもので、溶接するものを 回転させて溶接できるのでビードが均一になります。 |
|
|
COPYRIGHT(C) ステンレス加工とステンレス溶接の(有)TERRA ALL RIGHTS RESERVED.
|
|