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ステンレス加工 プロの技! |
展開する |
お客様から戴いた図面・スケッチをもとに 弊社のみで製作可能か?
協力工場にお願いするのか? (レーザー加工 機械加工など) コストの掛からない加工法は?
製作工程確認 (どのような手順で製作するのか、接合部を どこにするか、仕上げの方法などを検討します。)
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材料取り(材質・板厚を確認して、どのように取るとロスが少ないか?どれだけ必要かを 計算します。)材料・部材を手配します。
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切断する |
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まず最初に、板を必要な寸法に切断します。
この作業には、シャーリングという機械を使います。 (めちゃくちゃデカイはさみのようなものでしょうか)
長さは3m、板厚は鉄で6mmステンレスは3mmまで 切断可能です。バックゲージを寸法に合せて切断します。
パイプやアングルなどはメタルソーで切断します。 (直径37cm位の丸い刃が回転して切断します。)
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穴をあける |
板の場合はセットプレス(プレス)で穴をあけます。
長穴や数が多いもの、形が複雑なものは レーザー加工やタレットパンチなど協力工場にお願いします。
アングルやFBなど板厚のあるものはボール盤で加工します。 (ドリルで穴をあける切削加工です)
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切欠き |
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コーナー部分などは、コーナーシャーで切断します。(鉄は3.2mm ステンレスは2mmまで切断可能です。) |
曲げる |
ベンダー(プレスブレーキ)で曲げ加工をします。 (板を挟んで圧力をかけて曲げます) 長さ3m 板厚はステンレスなら3mmまで 曲げる事が可能です。 長さが短ければ4mmも曲げることができます。 用途によって型を交換して加工します。
曲げ加工では、板厚や材質によって曲げの延びが 違うので正しい寸法に加工するためには、 板厚、材質に応じた展開計算が必要です。 |
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溶接・組立て |
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TIG溶接で接合します。(TIG溶接は火花などバチバチ飛びませんが光は紫外線が強いので直接見ないようにしないと後が大変です。涙がとまりません。)
本溶接をする前に仮付けをして寸法などを確認します。
ステンレスは鉄に比べると歪みが大きいので熱をかけるのを 最小限に抑えて均等に溶接しますが、歪が出てしまいます。 防止策としては冶具を使って拘束したり、予め歪の方向を予想して、その逆に変形させておく、叩いて延ばすなどいろいろな方法で修正します。
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仕上げ・研磨 |
酸洗い・電解研磨・バフ仕上げ・ヘアライン仕上げ など用途に応じて表面を仕上げていきます。
仕上げによってはサンダー(グラインダー)で 溶接ビートを削り、平滑に仕上げます。
ただ削っているだけでは、その箇所だけがへこんで しまったり、せっかく溶接したのに割れてしまったり、 熱をかけ過ぎると歪んだりと、なかなかいうことを聞いてくれません。
一見簡単そうですがサンダーの角度や 力のかけ具合・スピードなどで仕上がりが 変わってくるので、ステンレスと対話しながら 仕上げていきます。
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ステンレス表面仕上げの種類 |
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左が400番仕上げ 鏡面仕上げに近い光沢ですが 少し光沢が鈍いです。
ボヤけて写り込んでいます。
右が鏡面仕上げ 800# 鏡に近い光沢をもった 仕上げです。
クッキリ写り込んでいます。 |
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左がヘアライン仕上げ 長く連続した 研磨目をもった仕上げです。
右が2B仕上げ 適度になめらかな表面加工。 やや光沢のある 仕上がりです。 |
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ステンレスの表面仕上げについて詳しくはこちら |
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